細川三斎(忠興)
ほそかわさんさい(ただおき)

永禄6年(1563)〜正保2年(1645)。三斎流の流祖。豊前小倉城主。名は忠興。細川幽斎の子。和歌、連歌、有職故実などにすぐれた。「利休七哲」の一人に数えられ、利休の茶を忠実に継承したと伝えられる。利休が豊臣秀吉より堺への蟄居を命じられたとき、古田織部とともに淀の舟着場で利休を見送った逸話は有名である。

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