初炭
しょずみ

茶事のはじめに炉や風炉の炭をつぐ点前。亭主は炭斗を持ち出し、下火をととのえ炭をつぐ。炉のとき、客は炉辺に拝見に出る。亭主は炭をついで香をたき、客は香合を拝見する。濃茶をたてる湯がよくわくように、いわゆる湯相(ゆあい)や火相(ひあい)をととのえるための炭点前である。

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