団茶
だんちゃ

茶の葉を摘んで蒸し、臼でついてから型に入れて固め、焙って乾かしたもの。その形はさまざまで、団子や餅のようなもの、四角いレンガ状のもの、何層にも茶を固めた丸太状のものなどがある。古くは、銭形につくり、紐を通して保存した。平安時代初期、日本に最初に伝わった茶は団茶であった。

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