家元
いえもと

芸道の伝統を伝える家、その家の当主で伝統を体現する人。またその建物、邸をさす。「家元」という言葉は18世紀に登場する。表千家では、7代如心斎の頃すなわち江戸時代中期に、家元制度の基礎が確立された。それは「一子相伝」が明確にされ、嫡男以外は姓をかえて別家をたてることなどにあらわれている。

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