東山御物
ひがしやまごもつ

足利6代将軍義教から足利将軍家で蒐集された唐物。宋・元時代の絵画、書をはじめ盆、香合、花入、茶碗、茶壺、茶入などが多くをしめる。8代将軍義政のもとには、唐物の目利きにすぐれた同朋衆がいて、その蒐集に大きな役割をはたした。足利幕府の崩壊後、それら名品は散逸して新興の大名や豪商の手に移った。

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