利休居士号
りきゅうこじごう

天正13年(1585)、豊臣秀吉が正親町天皇に茶を献じた禁裏茶会において、茶堂として出仕した利休に天皇から与えられた居士号。利休号は、すでに春屋宗園と古渓宗陳によって与えられていて、禁裏茶会に際して改めて勅賜されたともいわれる。以後、利休は名実ともに天下一の茶の湯者となった。

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