宗易形
そうえきがた

千利休の意匠によってつくられた道具の型。天正14年(1586)、『松屋会記』に「宗易形ノ茶ワン」という記述が見え、利休の存命中に宗易形茶碗があらわれ、これは長次郎に焼かせた楽茶碗と考えられている。また、当時の茶会記から、宗易形の釜も用いられていたことがわかる。

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