一汁三菜
いちじゅうさんさい

茶事における懐石において、一種の汁と向付(むこうづけ)、焼物、煮物の三つの菜とともに、飯と香の物(こうのもの)が添えられる。以上が一汁三菜の懐石である。これらは食事の段をなし、つづく吸物・八寸による酒のもてなしの段を加えて、懐石を終わる。

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