利休遺偈
りきゅうゆいげ

千利休が自刃するに際し、天正19年(1591)2月25日にしたためた辞世の偈。利休没後は一時千家を離れていたが、7代如心斎が再び千家に戻した。「人生七十 力囲希咄 吾這宝剱 祖仏共殺 提ル我得具足の一太刀 今此時そ天に抛」と記されていて、死を恐れることのない気迫があらわれている。

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