冬木家
ふゆきけ

江戸時代の豪商。姓は上田氏。江戸の深川で材木問屋をいとなんだ。「利休遺偈」を所持していたが、江戸時代の中期、表千家7代如心斎の懇請により千家に戻した。そのかわりとして、千家からは長次郎作「北野黒」の茶碗と千利休の古田織部宛消息「武蔵鐙の文」がおくられた。

表千家不審菴 閉じる