暁の茶
あかつきのちゃ

炉の季節において、極寒の朝の夜明けを楽しむ茶事。歳暮より2月にかけ、早朝5時頃からはじめられる。茶事の手順は正午の茶事に準ずるが、懐石なかばの八寸の段階にて、小間天井の突上窓をあげ、暁の曙光をとり入れる習いがある。

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