わび茶
わびちゃ

安土桃山時代、千利休によって大成された茶の湯。不足に美を見出す中世的な思想を基盤とし、小間の茶室で簡素な道具も用いておこなうことに大きな特徴がある。利休は茶の湯から遊興的な要素を最大限に払拭し、わび茶のなかに緊張感のある心の交流を求めた。

表千家不審菴 閉じる