闘茶
とうちゃ

鎌倉時代末から室町時代にかけて盛んにおこなわれた茶会の一つ。茶の産地や品質を飲み当てる遊興的な性格の茶会で、飲茶勝負とも呼ばれ、唐物を中心とした豪華な景品が賭けられた。四種の茶を十服すること(四種十服)が基本とされる。茶を飲み当てることは、のちに「茶カフキ」として茶の湯の作法にとり入れられた。

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