武野紹鴎
たけのじょうおう

文亀2年(1502)〜弘治1年(1555)。堺の豪商。皮革の軍需品を商ったといわれる。若い頃には連歌師を志して三条西実隆に学び、連歌の美意識を土台として、珠光のわび茶をさらに深めた。名物道具を60種も所持したと伝えられ、千利休の師であるとともに、当時の堺の茶の湯に重きをなした。

表千家不審菴 閉じる