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茶の湯をもって客をもてなすとき、極めて簡略な「薄茶の一服と菓子」をもってすることに始まり、濃茶と薄茶にそえて、懐石の名でよばれる「茶の料理」をもてなす「茶事」(「茶会」ともよぶ)に至るまで、ずい分幅広いもてなしの方法が用意されています。今日一般に行われる茶会の例をあげてみましょう。
大寄せの茶会
薄茶をもてなす最も簡略なものは、会員制にして人数を集め、あるいは一般に公開して多数の来会をもとめる茶会があります。また、全国各所の神社や寺院をはじめ各地で開かれ多数の人が参加する茶会があり、これらは「大寄せの茶会」の名でよばれています。
小人数の茶会
茶の湯を愛好する人々にて極めて私的な集りとして少ない同好者をもって組成され、適宜茶を楽しむ集りが随所にみられます。流派ごとに、また地域ごとに、また茶の湯の指導者(先生)のそれぞれの弟子の間に、同好会の形で成立する茶会は全国に拡がっています。
茶事
上記の小人数の茶会の中心となり、もてなしの主人として、亭主役をつとめる人々にとって、やがて濃茶や薄茶とともに懐石を結び付けて客に提供する茶事・茶会の楽しみがまっています。およそ親しい人々の集りに、飲食を共にして歓談のひと時を過す楽しみほど大きいものはないと思われます。「茶事」を「茶会」という名でよぶことはすでに400年も前からの習いですが、今日では「茶会」の名でよばれる茶の集りが今迄みてきた通りたくさんありますので、混乱をさけて、ここでは正式な懐石を伴う茶のもてなしを「茶事」として説明をすすめることとします。
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表千家不審菴:二条城観桜茶会
Japanese Tea Culture
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