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初座  迎え付け 初炭 懐石 菓子
「迎え付け」
亭主はつくばいの水を改めたあと、露地の中程の中門の戸を開けます。亭主が中門に歩み寄るのをみた客は一同腰掛を立って、正客より順に中門へ進み出、つくばってお互いに黙って礼をかわします。これが「迎え付け」です。このあと、亭主は中門を手がかりだけ開けて、茶席へ戻ります。客一同も中門を通ってつくばいにて手を洗い口をすすいで、茶席へ通ります。客は席に入るとまず床の間の掛物を拝見し、炉や釜、またの飾りなどを拝見したあと、床の間を上座として、正客より順次席につきます。末客は入席すると戸口を少し音をたてて閉め、全員の席入りが終ったことを亭主にしらせます。
「初炭」
客の入席がすむと亭主は出て客との挨拶をかわし、やがて炉の炭をつぐため炭点前を行います。「初炭」といわれます。炉に炭をつぎ、香をたいて、客一同香合の拝見をすませます。
「懐石」
次に亭主は客に「懐石」をもてなします。通常一汁三菜(汁一種、向付・煮物・焼物の三種の料理)といわれ野菜・魚鳥の肉を用いた料理がもてなされます。近頃は懐石の内容をふやし野菜などの煮合せや酒の肴を加えて客に酒飯のもてなしをすることが多くなっています。
「菓子」
さて「懐石」を終ると、亭主は主菓子を客にすすめます。「茶事」では主菓子は「縁高」とよぶ五つ重ねの重箱の形のものに盛られ、黒文字の楊枝が客一本ずつ用意されます。客一同は縁高から主菓子を懐紙にとり、頂き終り、これで「茶事」の「初座」が終ります。客は茶室を出て、庭(通常内露地)の内腰掛へ移ります。これを「中立ち」とよんでいます。
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表千家不審菴:迎え付け
Japanese Tea Culture
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