世界の喫茶文化

茶の湯の伝統

利休の茶の湯とその流れ

茶室と露地

形とふるまい

茶の湯の道具

茶の湯の楽しみ

静聴松風

茶人のことば

内弟子「玄関」の一年

四月 三八稽古

五月 初風炉

六月 梅雨の頃

七月 夏を迎えて

八月 残暑見舞

九月 初秋の候

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茶の湯の歳時

茶の湯の菓子

茶室への誘い

利休をたずねる

花所望

六月 梅雨の頃
梅雨時の露地

梅雨時の露地

家元の茶室には照明が無いところもあるので、懐中電灯を持ち各部屋や茶室の見回りをするのですが、大門から見て不審菴や御祖堂は一番奥にあり、なぜか夏でもひんやりしています。入塾したての頃は月に10日ほど宿直をするので、同じ所を何回も通ると、少しの違いに気が付くようになります。同じことを何回も繰り返し行う、その積み重ねが大事なのです。
また「玄関日誌」と呼んでいる奉書を下折した署誌簿があり、そこに毎日の出来事を墨書きしていきます。歴代の先輩方が書き継いでおり、行事の会記や、その日千家では何が起き、どのようなことをしていたかがわかる、貴重な資料でもあります。宿直担当の玄関はかわりますので、今では少なくなった墨の字には、その人の個性が出るので、読み返すと勉強になります。

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