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千宗旦「元伯宗旦文書」より

千宗旦「茶杓絵讃」より

江岑宗左「江岑宗左茶書」より

千少庵
   「少庵の事績 京都と会津」

随流斎『随流斎延紙ノ書』より

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その2  その7

その3  その8

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随流斎 「随流斎延紙ノ書」より その6
さミしき事ハ有間敷と云
【大意】
寂しいことはないだろうという。

随流斎が書きとめた利休の伝承の中に見えることばです。利休は高麗筒の花入、横雲の茶碗、雀香合を秘蔵していて、この三つがあれば、どのような山里に居ても寂しいことはないと語ったと記しています。
高麗筒は朝鮮半島で焼かれたものと考えられていて、現在、表千家不審菴に所蔵されています。横雲の茶碗は長次郎作の赤茶碗、香合は作者がわからないと随流斎は記しています。
ところで、随流斎の先代、江岑宗左も同じ話を茶書に書きとめています(『江岑咄之覚』)。利休は高麗筒をいつも四畳半の柱に掛けていて、この高麗筒、鉢開(はちひらき)の黒茶碗、墨跡を持って山居しても寂しいことはないと語ったと記されているのです。
三つの道具について江岑と随流斎の話に共通しているのは高麗筒だけで、他の二つは異なります。茶碗は赤と黒の違いがあり、墨跡と香合は道具そのものが大きく異なります。しかし、江岑と随流斎がそれぞれ記しているのは、利休の高麗筒にまつわる伝承とみることができます。

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