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表千家不審菴:利休をたずねる
唐金花入 鶴一声 徳川ミュージアム所蔵 (c)徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom ※禁無断転載
唐金花入 鶴一声
徳川ミュージアム所蔵
(c)徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom
 ※禁無断転載
利休の作意

永禄10年12月26日朝、奈良の松屋久政ら3人が堺の利休の茶に招かれた折の会記に、
「手洗間ニ床ニ鶴のハシ花入 塗板ニ置て 花は不入ニ水斗(バカリ)入」とあります。
初座には、掛物を掛け、後座には花入に花を入れる飾り付けの茶事において、花入に水だけを入れた飾り付けに久政らは息をのんだのかもしれません。
利休の作意は、自身の美意識と働きによって余人には真似のできない境地を表現したのです。
会記にある利休所持の鶴のハシ花入は、後に火災にあって失われました。
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