世界の喫茶文化

茶の湯の伝統

利休の茶の湯とその流れ

茶室と露地

形とふるまい

茶の湯の道具

茶の湯の楽しみ

静聴松風

茶人のことば

内弟子「玄関」の一年

茶の湯の歳時

茶の湯の菓子

茶室への誘い

これまでの連載文

利休をたずねる

花所望

茶室への誘い 石畳と供待
表千家不審菴:御影石の切石の延段

御影石の切石の延段

表門の外内に、石畳が続く。茶家の入口としては、格調高い風情を醸し出しているのは、やはりこの門構えとの調和なのか。 表側は氷紋目地(ひもんめじ)になった舗石(しきいし)。表門左のくぐりより中に入ると、御影石(みかげいし)の切石の延段(石畳)とその両脇には化粧砂利(けしょうじゃり)が敷き詰められた空間が眼前に広がる。 格式のある佇まいの表門に引けを取らず、整然と敷かれた玄関先への石畳。しかも一切の装飾もなく、構成されている。 この正面には、茶席の露地を隔てる高い土塀と樫を高く刈り込んだ生垣を見ることができる。生け垣の上は、大空への空間があるのみで一切の建物は目にしない。
これこそ、非日常世界への第一歩であろう。

Japanese Tea Culture 前ページ 次ページ

表千家不審菴:表千家不審菴のこと

表千家からのご案内表千家北山会館表千家不審菴:ご覧になられての感想表千家不審菴:お問い合わせ
表千家同門会のこと
Copyright© 2005 OMOTESENKE Fushin'an Foundation. All Rights Reserved.