世界の喫茶文化

茶の湯の伝統

利休の茶の湯とその流れ

茶室と露地

形とふるまい

茶の湯の道具

茶の湯の楽しみ

静聴松風

茶人のことば

内弟子「玄関」の一年

茶の湯の歳時

茶の湯の菓子

花見団子

柏餅

落とし文

水無月

琥珀糖

笹栗

これまでの連載文

茶室への誘い

利休をたずねる

花所望

茶の湯の菓子

花見団子
花見団子

本来、茶の湯の菓子ではありません。従って時期になると「餅屋」の店頭にならびます。茶の湯には菓子のみならず料理でも基本的には、食べ残しが出る串や葉っぱなどは用いません。禅宗的には出されたものはすべて綺麗に食べてしまうのが礼儀だからです。団子は串に刺してないと団子になりません。でも、焼鳥のように串をつまんで口でしごくのは、どうかという感じがします。懐紙に受け取ったあと、軽く団子を押さえて、串をくるくると回転して、ゆっくりと引き抜くと、串のみが抜けてきます。この串を楊枝代わりに団子を刺して口ヘ運ぶと、スマートにゆきます。もちろん口にくわえて野趣たっぷりに食いつくのも、花見などでは面白いことではあります。

Japanese Tea Culture 前ページ 次ページ

表千家不審菴:表千家不審菴のこと

表千家からのご案内表千家北山会館表千家不審菴:ご覧になられての感想表千家不審菴:お問い合わせ
表千家同門会のこと
Copyright© 2005 OMOTESENKE Fushin'an Foundation. All Rights Reserved.