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茶の湯の菓子

ぜんざい
ぜんざい

寒い日の夜咄(よばなし)などの前茶(ぜんちゃ)の菓子などに用いられます。
小豆の粒をのこしながら煮て、餅や白玉などが入れられています。
本来の茶の湯の菓子には、採りたての黒文字1本が添えられますが、これだけでは食べにくい場合、料理を供する時の箸は使わずに、杉楊枝を添えます。使ったあと、自らの口に触れた黒文字は残し置かずに持ち帰るのが礼儀であります。同様に杉楊枝は使い捨てであるため、折って返すといいます。いにしえの慣習も味わい深いものがありますが、現代では資源保護の立場から許されるものではありません。使い捨ててであった趣旨をいかしながら、丹念に洗い清めて再使用するのにやぶさかではありません。

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