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茶の湯の歳時 節分
芳しい梅の匂いが広がり日常へ戻った2月。初旬には節分があります。節分といえば「鬼は外、福は内」の印象が強いと思います。本来の節分は「季節」の「分かれ」という事で、春と冬の境目の日であり、大晦日にあたります。中国では2月3日の翌日から春節とし、旧暦の正月として過ごす話も耳にすることと思います。また、近年耳にした方も多いと思いますが中国の古代からの民間信仰、九星(きゅうせい)もこの節分を境に行われます。この節分、京都では吉田神社の節分祭。特に火炉祭(かろさい)に参る方も多いと思います。また、お茶をされている方は節分釜を催す方も多いと思います。
2月と言えば他にも梅の季節でもあり、菅公(菅原道真)の命日にもあたります。北野天満宮では梅花祭が行われます。天満宮と言えば覚々斎が天神信仰をされたことでも有名です。天神様に詣でた後、商人から手に入れた瀬戸黒の茶碗が有名です。他にも表千家の献茶式として初めて行われたのが明治13年に碌々斎が奉じたのが最初に当たります。
茶の湯の歳時 節分
大津鬼之画 吸江斎賛
 「不苦者有智」
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