茶の湯 こころと美 総もくじ
1.
世界の喫茶文化 はじめに
  世界の喫茶史
茶のふるさと中国茶の歴史大航海時代近代社会と茶
  茶のいろいろ
中国の茶ヨーロッパの茶中央アジアの茶
  茶の製造と効能
茶の木茶の製造茶の効能
2.
茶の湯の伝統 はじめに
  茶の湯歴史館
茶の日本渡来薬としての茶喫茶のひろがりわび茶の成立天下人の茶の湯茶の湯の流儀化茶の湯の遊芸化明治の茶の湯数寄者の茶の湯現代の茶の湯
  茶人の肖像
村田珠光武野紹鴎古田織部と小堀遠州松平不昧と井伊直弼
  茶の湯と日本文化
「わび」と「さび」茶の湯と茶数寄茶の湯と古典文芸茶の湯と宗教茶の湯と民俗
3.
利休の茶の湯とその流れ はじめに
  利休の生涯
若き日の利休利休と信長、秀吉茶道の大成期晩年の利休
  利休の茶
利休の道具〜見立てから創造へ利休のことば〜「わび」の思想利休の茶会〜美と心の体現
  利休の道統・表千家の歴史
利休の後継と千家の再興紀州徳川家への出仕三千家分立茶道中興近、現代の茶の湯・茶道の衰退と復興
4.
茶室と露地 はじめに
  住まいの伝統と茶室
自然と暮す建物と庭と座敷の成り立ち京間の畳座敷飾り縁−家と庭をつなぐ−茶の湯の座敷草庵風の完成草庵の茶室の特色茶室と露地広間と小間
  技と素材
茶の湯を造形する丸太づくり竹を生かす土壁堅固な構造
  表千家の茶室と露地
聚楽屋敷再興された千家屋敷宗旦の一畳半の不審菴江岑の不審菴天明大火前の表千家天明大火後、現代に至る露地の構成中潜から残月亭へ不審菴と内露地七畳祖堂反古張りの席新しい稽古場表千家のたたずまい
5.
形とふるまい はじめに
  作法と稽古
和のふるまいお茶をのむ稽古について型に宿るこころお茶を点てる茶の湯と装い
  茶会をひらく
茶会の準備茶会のいろいろ茶の湯の歳時
  茶事の流れ
茶事のいろいろ茶事の当日−寄付にて初座−迎え付け 初炭 懐石 菓子後座−中立ち 濃茶 後炭 薄茶 退出茶室の花茶の料理茶の菓子
6.
茶の湯の道具 はじめに
  道具のみどころ
美術品と茶道具(鑑賞と用)茶室における道具の取合せ色あい 形 銘会記道具の箱書伝来道具
  道具の世界
唐物・高麗物・和物名物道具の真行草
  「見立て」と「好み物」
「見立て」「好み物」千家十職
7.
茶の湯の楽しみ はじめに
  静聴松風
清水健之氏「作事方の大工として」、藤田秀岳氏「茶の湯と苔庭」、武田士功氏「文化財を守るということ」、森下典子氏「二つの道」、真鍋淑郎氏「Simplicity&Balance 簡素と調和」、清野眞一氏「表千家同門会米国北加支部の半世紀を振り返って

これまでのご寄稿文
久田宗也氏「さつきまつ」、木下收氏「既望」、中川淨益氏「用の美」、木村淳郎氏「懐石の基本」、出光昭介氏「江戸の茶の湯」、山口富藏氏「夏のお菓子」、東儀秀樹氏「日本人として」、徳岡孝二氏「花鳥風月みな料理なり」、堀内宗心氏「利休忌によせて」、田明浦猊下「大徳寺と茶道」、片山九郎右衛門氏「能と茶の湯」、栗アf氏「花は人なり」、中村昌生氏「雪間の草」、畑正高氏「お茶とお香と」、奥村吉兵衛氏「表具屋の分」、九條道弘氏「茶の湯−公家の茶−」、田中丸善司氏「古唐津の味わい」、熊倉功夫氏「千宗旦の逸話から−竹花入のこと−」、黒川光博氏「お茶とお菓子」、生形貴重氏「大阪と茶の湯」、山本一力氏「迎春・新春」、井上八千代氏「桜花舞うころ」、黒田正玄氏「竹心」、鈴木與平氏「ぐいのみと私」、鈴鹿且久氏「且座喫茶」、上野道善師「東大寺は茶の寺」、林屋晴三氏「而妙会全国大会にて」、伊東久重氏「思いやりの心を学ぶ」、鴻池一季氏「茶の本」、村井康彦氏「芭蕉における元禄三年」、土田友湖氏「袋師は茶入に添い」、山本兼一氏「聚光院と利休居士のこと」、渡辺孝史氏「抹茶のこと」、田邊宗一氏「茶禅一味」、高室節生氏「畳とお茶の文化」、山本源兵衞氏「お茶とお酒」、後藤宏之氏「京菓子と四季」、池田壹岐氏「茶せんのこと」、小田マーガレット氏「SIGNIFICANCE OF OUR 60TH ANNIVERSARY/支部60周年の意義」、手嶋龍一氏「茶の湯 二都物語―京都・ワシントン―」、中野幸彦氏「一碗の茶に感謝をこめて」、橋英一氏「料理人としてのこだわり」、 市田ひろみ氏「まわり道」、杉浦京子氏「お茶の心、お茶屋の心」、片山九郎右衛門氏「お茶、至福の時」、小野澤虎洞老師「聚光院と利休」、池坊専永氏「茶の湯といけばな」、山田和市氏「お茶の干菓子」、松本卓臣氏「我が茶の湯」、森田りえ子氏「アートのほとり ― 心の散歩道」、栗栖熊三郎氏「山紫水明の地で一献、永樂善五郎氏「華やぎと和やかさをもとめて、有馬ョ底氏「表千家とのご縁」、杉浦ェ和氏「石臼のこと」、西高辻信良氏「令和の御代に想う」、鈴木弘治氏「お好み物展によせて」、樂直入氏「「継ぐ」と云う事」、石津就一氏「癒される熱源」、而妙斎千宗旦宗匠「一日清閑一日福」、神谷昭男氏「お茶の楽しみ」、上羽英男氏「露地の作事」、鳥井信吾氏「茶の湯の深みへ一歩ずつ」、土田照雪氏「代を譲って、思い出すこと」、細川護光氏「千家と細川家」、永樂而全氏「代を譲ってから

  茶人のことば

村田珠光 「心の文」
此道、第一わろき事ハ此道の一大事ハ心の下地によりて心の師とハなれ

武野紹鴎 『山上宗二記』より
枯かしけ寒かれ茶湯ハ正風体之盛

千利休 『逢源斎書』より
一畳半ニは客三人花ハ白キカ能候高麗筒之事此坊主ニ久しくあわぬふささんせう一通置申様ならぬ

千道安 「茶の湯道歌」より
茶湯こそ

千宗旦 『元伯宗旦文書』より
振舞きれいに日々菓子にてよひ候正直なるハいかにもそそうに立候道具ノゆらいしり候事一世ノ面白さ候花も掛物も不入候利休以来おしへなき瓢箪、立鼓の花入取り出し慰候利休度々如此候今程我等茶湯ハ石鉢ちいさき宗易ふん候て朝とくからおき、茶湯しかけ

千宗旦 「茶杓絵讃」より
暗がりは闇

江岑宗左 「江岑宗左茶書」より
茶之湯は二十年も茶之湯はろくニ道具之取合かんにやう也表具之寸法いたし様之事炎暑之時分ハ一、料理、さい三つ茶之湯利のつまり申斗也残多今ニ存候茶之湯は常ノ事也、深キ心持ニ候尤サウナル事共也ゆらい咄皆世上とは相違申事也茶之湯根本、さひたを本ニいたし候四畳半ニは客二人古と今は相違申事ニ候心持面談二而可申候一を打、万を知と申か此事也利休流ニは茶之湯書付無之候りんさい、有楽焼也花入之事色々咄在之事寄(奇)妙々旦、能々切々御咄ニ候旦、毎度成され候事宗巴一覧之為ニ書申候

千少庵 「少庵の事績 京都と会津」
少庵召出状麟閣の茶室香箱の文八瀬の文俵屋宗達少庵の逸話(その1 利休と少庵)少庵の逸話(その2 少庵の上京)少庵の逸話(その3 右近と少庵)少庵から宗旦へ

随流斎 「随流斎延紙ノ書」・「随流斎寛文十年本」より
茶之湯安楽ニして楽事不知宗旦被仰候由伝ハ紹鴎ニ得申、道ハ珠光ニ得申室被仰候やわらかにておもしろしさミしき事ハ有間敷と云目利、数寄道具ハ別のさたなり道六と云侘有利休所持南堂墨跡茶之十徳去人、宗左ニ咄候利ハ古渓をタツトフ也道安、妙連(蓮)寺前ニ被居タ、又、伏見ニも被居候よし大殿様江昨日、御茶指上ケ申、数寄ニ高下無ソ

覚々斎「不二の絵賛」より
不二と雪 茶碗ひとつや 夏の旅

覚々斎「象画賛」より
鼻やかに 日本にきわす 管の笠

覚々斎「槌臼画賛」より
餅つきや 雪ちらちらと不審庵

如心斎「待宵」
待宵

「茶人のことばと人となり」
珠光「わらやに名馬を繋ぎたるが好し」武野紹鴎「正直に慎み深く奢らぬさまをわびという」千利休「一期に一度」千道安「この花入…休(利休)様へお目に懸け…」

  表千家の茶事

もてなしの心襲名の茶事 その一襲名の茶事 その二而妙斎宗匠還暦・猶有斎宗匠宗員号襲名茶事

  内弟子「玄関」の一年

四月 三八稽古五月 初風炉六月 梅雨の頃七月 夏を迎えて八月 残暑見舞九月 初秋の候

これまでの連載文
十月 掻き上げ灰十一月 炉開き十二月 年の暮れ一月 正月の装い二月 春のおとづれ三月 利休忌

  茶の湯の歳時

野点季節改まる頃夏至七夕中秋

これまでの連載文
名残口切年の瀬初釜節分利休忌の頃初風炉 祇園祭の頃八朔天然忌 開炉冬至迎春 ひなまつり

  茶の湯の菓子

花見団子柏餅落とし文水無月琥珀糖笹栗

これまでの連載文
利休時代の菓子お火焚き饅頭ぜんざい熨斗昆布拝戴初午干菓子おぼろ饅頭桜餅葛焼水牡丹瀧せんべいと青楓うずら餅鳴子に雀いのこ餅袴腰常盤饅頭雪餅ひっちぎり

  茶室への誘い

砂雪隠不審菴へ不審菴残月亭九畳 七畳 無一物家元の稽古と茶室

これまでの連載文
表門 その1表門 その2石畳と供待玄関露地口露地という言葉外腰掛から石橋をわたる露地の木々・棕櫚山道へ祖堂前の蹲踞祖堂へ祖堂(點雪堂)祖堂 その2反古張りの席中露地へ不審菴中露地へ露地の飛石

  利休をたずねる
利休の作意利休の花入永代寄進状小田原出陣橋立の壺千家の再興

これまでの連載文
室町時代の到来天龍寺庭園花の御所同朋衆京都の発展と茶の普及村田珠光堺の発展堺の茶の湯辻玄哉三好長慶 実休千利休(堺の利休)織田信長本能寺の変不審菴博多の利休聚楽第と利休屋敷北野大茶会利休七人衆

  花所望
花所望について
今日の花
季節の花
Japanese Tea Culture

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