『沙石集』 しゃせきしゅう
弘安3年(1283)成立。鎌倉時代の仏教説話集。
南北朝の動乱期 なんぼくちょうのどうらんき
足利尊氏が光明天皇(北朝)をたて、吉野にのがれた後醍醐天皇(南朝)と対立した時代。日本史における大きな変革の時代であった。
バサラ大名 ばさらだいみょう
「バサラ」は、異風異体ともいうべき珍奇なものを好む美意識をいう。佐々木道誉は「バサラ大名」の象徴的な存在で、放埒、傲慢な常軌を逸した数多くの奇行が伝えられる。
『太平記』 たいへいき
南北朝の内乱を描いた軍記物で、建徳2年・応安4年(1371)頃に成立したとされる。