古田織部
ふるたおりべ

天文12年(1543)〜元和1年(1615)。江戸時代初期の大名茶人。名は重然。「利休七哲」の一人に数えられる。徳川2代将軍秀忠の茶道指南をつとめ、利休なきあと「天下一の茶人」と称された。茶の湯に独創性を発揮し、沓形の織部茶碗に代表されるような意匠をもつ焼きものを「織部焼」という。