片桐石州
かたぎりせきしゅう

慶長10年(1605)〜延宝1年(1673)。大和(奈良)小泉藩主。号は宗関。石州流の流祖。茶の湯を桑山左近に学び、徳川将軍家の茶道指南をつとめたといわれる。流儀の茶書として『石州三百ケ条』が知られ、その茶の湯は武家茶道の主流をしめ、のちにはいくつかの派も生まれた。