数寄者
すきしゃ

風流の道を好み、これにたずさわる人。「数寄」はもともと「好き」で、室町時代には和歌や連歌を好む人をさしたが、安土桃山時代にわび茶が流行し、茶人をさす言葉となった。近代には、茶の湯を趣味として楽しむ人をさし、これらの人たちを近代数寄者という。