大師会
だいしかい

明治29年(1896)、近代数寄者として知られる益田鈍翁によってはじめられた茶会。鈍翁が入手した弘法大師筆の書跡を披露するため、大師の縁日に自邸で茶会を催し、以後、毎年続けられた。大正11年(1922)に財団法人となり、西の光悦会とともに数寄者の二大茶会として現在もおこなわれている。