中門
ちゅうもん

二重・三重露地において、各露地間の出入口にもうけられた門。茶事の時、亭主はここまで出て客を迎え付ける。出入口の両脇に柱をたてて扉を付けたものから、二本柱で杉皮葺の切妻屋根を支えたものなど、さまざまな形式がある。いずれも高さは低くおさえられ、にじり口と同様、くぐりの意味が込められている。