きれいさび
きれいさび

江戸時代初期、寛永文化の時代に形成された茶の湯の美意識。ことに小堀遠州の茶の湯にみられ、千利休のわびを基盤にしながらも、より均整を重んじ、洗練され、王朝文化の要素を持っていることが特徴である。また、この時代には「綺麗(きれい)」という言葉が流行した。