客が茶会で用いられた道具を、亭主の心入れを深くおしはかりつつ鑑賞すること。床の掛物や花入、釜や道具畳に飾り付けられた道具は、手をふれずに扇子を膝前に置いて拝見する所作もみられる。茶碗、茶入、茶杓、仕覆など、定められた作法によって、手にとって拝見するものもある。