利休形
りきゅうがた

長い喫茶の歴史のうちに、すでに生まれていた種々の器物、民具などから選び出したものを千利休自らよしとしたもの。酒次、湯次など懐石用具には、利休以前よりの古い器物がみられる。これを「利休形」とし、利休創作の「利休好み」と分けて理解されている。