職家
しょっか

千利休以来の千家の好み物を手がけてきた家。古くは十家に限られていなかったが、今日では金物師の中川淨益、表具師の奥村吉兵衛、竹細工・柄杓師の黒田正玄、袋師の土田友湖、土風炉・焼物師の永樂善五郎、樂焼の樂吉左衞門、塗師の中村宗哲、釜師の大西清右衛門、一閑張細工師の飛来一閑、指物師の駒沢利斎の十家を数える。また、この十家は「千家十職」の名でよばれることもある。