炉正午の茶事
ろしょうごのちゃじ

さまざまな茶事のなかで、最も基本とされる茶事。炉の時季に正午からはじめられる。席入りしてから、炭点前(初炭)、懐石(あとに菓子)に続き、中立。再び席入りして、濃茶、炭点前(後炭)、薄茶で終わり、客は退出する。数人の客にて席入りから退出までおよそ4時間(二時、ふたとき)にて終わるのが古来の習いである。