松花堂昭乗
しょうかどうしょうじょう

天正10年(1582)〜寛永16年(1639)。江戸時代初期の社僧。石清水八幡宮滝本坊の住持で、晩年には「松花堂」と称する小さな方丈をたてて隠居した。絵画、書にすぐれ、「寛永の三筆」の一人とされる。茶の湯も好み、寛永9年(1632)9月24日から翌10年7月29日までの18会の茶会記が現存する。