茶話指月集
さわしげつしゅう

元禄14年(1701)に刊行された茶書。藤村庸軒が師の元伯宗旦から聞いた話を、久須美疎安(くすみそあん)が編集したもの。千利休の最初の説話集ともいうべく、利休に関する逸話が多くおさめられている。江戸時代中期の代表的な茶書である。