祖堂
そどう

流祖の利休居士をまつった堂で、三千家にある。表千家の祖堂は、利休像をまつった二畳台目の上段と、道安囲い(炉の手前かどに中柱を立て、半分仕切壁を付け、火灯口をあけている)の四畳半からなる。利休の年忌や特別の茶事にのみ使われる。「点雪堂」とも呼ばれる。その扁額は大徳寺の竺嶺和尚の筆になるものである。