少人数の客を招き、懐石、濃茶、薄茶をもてなす正式な茶会。客が席入りしたあと、炭点前(初炭)、懐石、菓子と続き(ここまでを初座という)、中立(休憩)のあと再び席入りして、濃茶、炭(後炭)、薄茶(後座とよぶ)にて一連の茶事を終わり、客は退出する。季節や趣向によってさまざまな茶事がある。また、茶事には時候により、口切、夜咄、暁、初風炉、朝茶、名残などの名がみられる。