松風楼
しょうふうろう

表千家にある茶室。大正10年(1921)、惺斎によって増築された。八畳敷で、中央に床があり、その右脇には琵琶台(琵琶を飾った台)がもうけられ、琵琶床と呼ばれる。また、三方には稽古が見学できるように鞘(さや)の間がめぐらされ、新しい時代の稽古場として建てられた。如心斎の好みを基本としている。