床の間に掛け、あるいは床の間に置いて、花をいける器。銅、陶磁器、竹など素材もいろいろあるが、竹の花入は千利休にはじまると伝えられ、竹一重切「園城寺(おんじょうじ)」、二重切「夜長(よなが)」、また尺八などが伝来する。