永治1年(1141)〜建保3年(1215)。「えいさい」とも読む。臨済宗の開祖で、鎌倉の寿福寺、京都の建仁寺の開山。中国の宋に渡り、建久2年(1191)に宋代の茶の製造法や喫茶法を日本に伝えた。また『喫茶養生記』を著して茶の薬効を説き、のちの茶の普及に大きな影響を与えた。