永仁4年(1296)〜応安6年(1373)。南北朝時代の武将。名は高氏。豪華な唐物を蒐集し、盛大な闘茶をしばしば催したことなどが『太平記』にみえる。「バサラ大名」とも称され、当時の風潮であった珍奇なものを好み派手にふるまった道誉の逸話は数多くある。