名物狩り
めいぶつがり

織田信長によっておこなわれた茶の湯の名物道具の蒐集。永禄11年(1568)の入京以後、京都や堺を中心として盛んにおこなわれた。信長が蒐集した名物道具の代金は、金銀や米で支払われたという。名物道具は天下人の権力と富の象徴となった。