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若い頃の経験は、歳をとれば取るほどありがたみが増してくるものです。私の小学校4、5年生の頃、昭和16年、太平洋戦争開戦前後でしたが、お出入しておりました三井家は当時3軒の邸宅があり、父に連れられて出前を運んだ記憶があります。
また今はございませんが、三井さんの大磯の別荘の茶室「如庵」(現在は愛知県犬山市有楽苑にある。国宝)で、即中斎宗匠がお茶事を催された時に、父とともに懐石のお手伝いをさせて頂いた記憶もあります。
若い方も歳を経るに従ってお茶(濃茶・薄茶)にふれる機会が多くなるものです。お茶の先生に教えを受けたり、お茶に堪能な知人・友人にお茶会に積極的に連客をお願いして作法をおぼえてください。
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| 父・豊次郎(如庵にて) |
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私・淳郎(如庵にて) |
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| 木村 淳郎(きむら あつお)氏 |
茶懐石料理・柿傳 主人
昭和7年
7代目豊次郎の長男として、京都に生まれる
昭和28年
豊次郎のもとで修行をはじめる
昭和49年
7代目の逝去にともない8代目として家業を継ぐ
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| 柿傳のこと |
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