出光美術館
出光美術館は出光興産の創業者、出光佐三が七十有余年にわたって蒐集し愛蔵した美術品を公開するために、昭和41年(1966)秋に開館しました。開館に際し出光佐三は次のように述べています。「美術館は人の芸術作品であり、そこには日本人としての独創と美がなくてはならない。そして、優れた美術品の蒐集を常に心掛け、これをもって時の人の教学の資となし、後の世の人のために手厚く保存しこれを伝えることは、美術館の最も重要な使命である。」
この創立者の言を信条として、同館は美術研究及び保存・修復にもとづく展観の活動を、東京本館のほか出光美術館(門司)において積極的に行い、コレクションの紹介に努めています。また、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、トルコ、中国などで多くの海外展を開催し、日本文化の紹介も行ってきました。


出光美術館
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1帝劇ビル9階

出光美術館(門司)
〒801-0853
福岡県北九州市門司区東港町2-3