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その広く大きい葉を勢一杯に拡げて、灼熱の太陽のエネルギーを真っ向から受け止め、
泥田の中に穢れない清楚な花を付けた蓮。
8月29日は先師即中斎宗匠の祥月命日にあたります。早朝に何のためらいもなく切って、宗匠の画像の前にお供え出来る喜びを知るのも茶人冥利に尽きることです。
仏教徒である私達には蓮花といえば、お釈迦さまと結びつけて仏事めいたイメージになりますが、中国宋の時代に周茂叔(しゅうもしゅく)と呼ぶ宋学の開祖であり、愛蓮の高士の話があります。
池に舟を浮かべ蓮を愛でる姿は、狩野正信の絵(重文)で知られていますし、また呉須の型物香合にも唐人物の絵のものがあり、周茂叔香合と呼ばれています。
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