世界の喫茶文化

茶の湯の伝統

利休の茶の湯とその流れ

茶室と露地

形とふるまい

茶の湯の道具

茶の湯の楽しみ

静聴松風

茶人のことば

内弟子「玄関」の一年

茶の湯の歳時

茶の湯の菓子

茶室への誘い

これまでの連載文

利休をたずねる

花所望

祖堂へ
表千家不審菴:「點雪」の扁額

「點雪」の扁額

天明の大火(1788年)の後、利休二百年遠忌を迎えるにあたり、啐斎によって復興された祖堂は、利休二百五十年忌に併せてふたたび吸江斎が建て直すことになった。 茅葺き(かやぶき)の切妻(きりづま)屋根で、妻の扁額は大徳寺の竺嶺(じくれい)和尚(1746年寂)の筆になる「點雪(てんせつ)」という文字である。そこで點雪堂とも呼ばれている。
碧巌録(へきがんろく)』に「紅爐上一點の雪の如し(こうろじょうのいってんのゆきのごとし)」という句がある。赤々と燃えさかる火の上に、雪がひとひら舞い落ちる。一瞬にして何の物音もたてずに消えさってしまう様をいうのである。

  
Japanese Tea Culture 前ページ次ページ

表千家不審菴:表千家不審菴のこと

表千家からのご案内表千家北山会館表千家不審菴:ご覧になられての感想表千家不審菴:お問い合わせ
表千家同門会のこと
Copyright© 2005 OMOTESENKE Fushin'an Foundation. All Rights Reserved.