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梅雨が明けると、いっきに暑さが増します。
梅雨の間は呑むことを許されなかった生水をそのまま飲め、生水を使った菓子も使用可能となります。今の習慣でいえば、ちょうど朝茶の時候を迎えます。朝茶には無上の菓子と呼ばれます。
葛を使った菓子を今は冷蔵庫で冷やしますが、長い時間を経過すると白っぽく濁ってしまいます。冷やす時間は最大30分であります。十分に冷やした皿にのせて、いかにも涼しい様にもてなします。
消毒薬も水道水も冷凍庫も冷蔵庫もなかった時代にはいろいろの工夫が重ねられました。今は衛生的になり設備も整いました。逆に人の感性はおとろえ、菓子に限らず、抹茶そのものに対しても感応力も低下しております。
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