「千鳥の盃」
 ちどりのさかずき

懐石での盃のやりとりのひとつの形。
八寸が出たあと亭主は燗鍋を持ち出し、正客 → 亭主 → 次客 → 亭主 → 三客 → 亭主 の形で、盃をとりかわす。
客一同と亭主の結束を固める為に交互に行う盃事が千鳥の歩行に似ている所からこのような名称がついたのではないかと思われる。

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